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嫁・婿の姓は旧姓で表記 森近家家系図 兵頭家家系図 コメント 森近家家系図 オイボレ(?-†699, 百の勇者)│~│男┬女┌┴──────────────┐姉 雪代縁 ──┬女 女┬サー・クロコダイル┬女(?-? 雪代縁が隠遁するまえに逝去) (?-997 公族)│ .│(BW商会会長) │┌────────────────────┘ │ │森近霖之助───────┬────────────クロエ 我愛羅(984-? ホープ砦初代領主) │ (988-?) ※サー・クロコダイルは色々な女性に政略結婚のための子供を産ませているというが、我愛羅とクロエが同腹か別腹なのかは作中で明言されていない。 オイボレ 雪代縁 森近霖之助 サー・クロコダイル クロエ 我愛羅 兵頭家家系図 兵頭真介──┬岸波白野(986-? 剣士) │(986-? 農婦) 兵頭真介 岸波白野 コメント 名前 コメントログ 家系図
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◆27ZYfcW1SM 投下作品 No. 題名 登場人物 03 19年前の歌声の日 犬走椛、ミスティア・ローレライ、小野塚小町 07 強化プラスチックの悪魔 八雲紫、森近霖之助 12 矛盾~ほこたて フランドール・スカーレット、魂魄妖夢 21 となりのリリカと紅魔館事件 四季映姫・ヤマザナドゥ、リリカ・プリズムリバー、黒谷ヤマメ 24 ホワイトアウトな奥遠和の監視網 十六夜咲夜、チルノ、射命丸文 34 南方バックドラフト 星熊勇儀、風見幽香 43 黒いフェアレディ 上白沢慧音、因幡てゐ 51 十年物の光マグロ 霧雨魔理沙、八雲藍 68 108式ナイトバード 西行寺幽々子、魂魄妖夢、紅美鈴、秋静葉、ルーミア 76 GSK 最高経営責任者 (2009) 森近霖之助、八雲紫 81 少女の森 小野塚小町、上白沢慧音、古明地さとり、東風谷早苗、因幡てゐ 87 Interview with the Vampire レミリア・スカーレット 95 エスケープ・フロム・SDM 射命丸文 102 第二回放送 ZUN 107 幽霊がいるとして人生を操作しているとしたら 西行寺幽々子、古明地こいし、四季映姫・ヤマザナドゥ 115 紫鏡 森近霖之助、八雲紫 126 黒い羊は何を見るのか 八雲紫、霧雨魔理沙、フランドール・スカーレット 129 酒鬼薔薇聖戦(前編)酒鬼薔薇聖戦(後編) 古明地こいし、秋静葉、藤原妹紅、因幡てゐ、伊吹萃香 144 悪魔の住む家 博麗霊夢、小野塚小町 158 DECOY 河城にとり、レティ・ホワイトロック、十六夜咲夜 175 A History of Violence(前編)A History of Violence(中編)A History of Violence(後編) 霧雨魔理沙、フランドール・スカーレット、八雲紫、東風谷早苗、小野塚小町 登場させたキャラ 5回 八雲紫 4回 小野塚小町 3回 森近霖之助、因幡てゐ、霧雨魔理沙、フランドール・スカーレット、 2回 魂魄妖夢、上白沢慧音、射命丸文、西行寺幽々子、四季映姫・ヤマザナドゥ 秋静葉、古明地こいし、十六夜咲夜、東風谷早苗 1回 犬走椛、ミスティア・ローレライ、リリカ・プリズムリバー、黒谷ヤマメ、チルノ、星熊勇儀、風見幽香、 八雲藍、紅美鈴、ルーミア、古明地さとり、レミリア・スカーレット、ZUN、藤原妹紅、伊吹萃香、博麗霊夢、河城にとり、レティ・ホワイトロック 初期メンバーとして、このロワを支えてくれている書き手さんの一人。 (2009-08-08 17 33 41) 主に繋ぎを書いてくれているが、同時にハードボイルドアクションを得手としているのが特徴。 (2009-08-08 17 33 57) 心理描写が目立ちがちなこのロワの中で、非常に珍しくまた貴重な書き手でもある。 (2009-08-08 17 34 15) 銃器の知識に長けている為、その文章にも凝った解説や生々しい描写が多く含まれている。 (2009-08-08 17 34 33) そういった要素が含まれていなくても「34 南方バックドラフト」の迫力満点なバトルは一見の価値あり。 (2009-08-08 17 34 48) これからも東方ロワの屋台骨を支えてもらいたい。 (2009-08-08 17 35 08) 称号:「重火器専門是非曲直庁」 (2009-08-08 17 35 22) コメント
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前の話へ あらすじ 裁縫を通じて惹かれあうアリスと霖之助。 それに納得がいかない魔理沙。三角関係がこじれにこじれた。 一足先に霖之助が立ち直り、アリスと魔理沙が続いた。 「……」 最近ここまでひとつのことを考え続けたことがあっただろうか。 自分に好意を寄せる2人の少女、アリスと魔理沙。 魔理沙とは彼女が物心ついたときからの付き合いだ。 人前では常に明るく振舞い、陰で血のにじむような努力を続ける少女。 自惚れかも知れないが、彼女の支えになってきた自信はあるし、そのことを誇りに思う。 アリスとはつい最近一気に距離が縮まった。 皮肉屋で素直じゃないが、思いやりのある優しい少女。 ここ1ヶ月ほどの、彼女がいる生活はとても充実していた。 どちらかが選ばれ、どちらかは選ばれない。 残酷なようだが、2人とも幸せにするなんて言っても彼女たちは納得しないし、そんな都合の良いことは口が裂けてもいえない。 審判を下すのは自分だ。理屈ではなく、2人のうちどちらと生きていきたいのか、自らの感情を問う。 そして、その答えはすでに出ていた。 「入るわよ」 「じゃまするぜ」 件の2人が店に訪れる。 「用件はもうわかっているよな?」 「はっきり聞かせて頂戴。あなたの口からね」 「……ああ」 2人の顔を交互に見つめる。 もう一度だけ、目を閉じて心に浮かぶ少女の顔を確認する。 心臓はこれ以上ないほど早鐘を打ち、手のひらは汗がじっとりにじんでいる。 だが、逃げ出すわけにはいかない。 「……魔理沙」 2人の反応は異なる。 魔理沙はさらに顔を険しくし、アリスは唇をかみ締め、顔をそらす。 ああ、おそらく2人はわかっている。次に続く言葉を。 「すまない。僕は君を選ぶことはできなかった」 目を閉じ、息を吐く。 ―――ああ、やはりそうか――― 覚悟はしていた。予想もしていた。 なのに、面と向かって言われると想像以上に堪える。いっそ崩れ落ちてしまいたいくらいだ。 それでも、今度ばかりは取り乱すわけにはいかない。 「はあ~あ、やっぱりな」 「やはりわかっていたんだね」 「まあな。何歳からの付き合いだと思ってんだ? 香霖の考えなんてお見通しだぜ」 「……」 「なに辛気臭い顔してんだよ全く。あれだけ女っ気がなかった香霖がこんな良い女に言い寄られるなんて金輪際ないぜ。 それも2人同時にだ。もっと喜べよ」 「魔理沙……」 今度はアリス。 なんともいえない顔をしている彼女にも声をかける。 「お前も同じだよアリス。たった今想いが通じたんじゃないか。笑わないなんてそれこそ私に対して失礼だぜ」 自分自身よくこんなに口が回ると思う。 多分、ごまかしているだけなんだろうが。 「さて、そうと決まればこんなとこに用はないな。若い2人に任せて退散させてもらうぜ」 「……ああ」 「じゃあな香霖。これでアリス泣かしたら許さないぜ」 さあ、一刻も早く外へ出よう。取り繕うのはもう限界だ。 そして店には2人が残る。 しばらく沈黙が続き、それをアリスが破った。 「霖之助さん」 「なんだい?」 「これでよかったの? 本当に私でいいの?」 その表情からは喜びを見て取ることはできない。 魔理沙のことが気になっているのだろう。 「ああ。いつものように理屈でどうのこうのとは考えなかった。 僕が店にいて、その傍らにいて欲しいのが誰か。それを考えたとき、真っ先に浮かんだのが君だったんだ」 「……そう」 そうしてまた続く沈黙。 「ねえ」 「うん?」 「今日は帰ることにするわ。まだ気持ちの整理ができなくて。 あ、嬉しくないわけじゃないの。でも、まだ素直に喜べないから……」 「ああ。急ぐ必要はないさ」 そうして店を出ようとするアリスの背中に声をかける。 「そうだ、一つ伝えないといけないことがあった。 次に君が来たときには、是非とも渡したいものがあるんだ。 ……待っているよ」 香霖堂を飛び出した魔理沙は、とにかくスピードを上げて箒を飛ばしていた。 歯はきつく食いしばられ、目は前を見ていない。 山から一本だけ突き出た大木。それに向かって突っ込んでいくが、顔を伏せている魔理沙は気付かない。 あわや激突かと思われた瞬間、魔理沙は目の前に開かれたスキマに飛び込んでいった。 気がつけば、布団の中にいた。 見覚えのない部屋。一体ここはどこだろうと思った瞬間、声をかけられる。 「危ないわね全く。自殺なんかされたら霖之助さんが悲しむわよ」 「……お前か、紫」 「ええ、久しぶりね」 「……見てやがったのか」 「もちろん、一部始終をね」 「それで? 惨めな私をあざ笑いに連れてきたってのか?」 「命の恩人に失礼なことね。それに、私にはあなたを笑うことはできないわよ」 「……」 その言葉を聴いてなんとなく察する。 「で、その大量のつまみと酒はなんだ?」 「わかってるんでしょ? こういうときは呑んで呑んで呑みまくるものよ」 「……まあいいや。どうせ呑むつもりだったしな。ここか家かが違うだけだ」 「そうそう。じゃあ乾杯ね。」 それから数十分後。 「随分呑んだわねえ」 「なあ~にまだまだこれからよお~」 2人で次々瓶を開け、気付けばすでにかなりの量を飲んでいた。 そろそろ溜め込んだものを吐き出させようと、紫は魔理沙の本心を尋ねる。 「で、どうなの? まさかすっぱり諦めきれたわけじゃないんでしょ? 言いたいことがあるなら吐き出してしまいなさいな」 少し目を左右にやる魔理沙。酔いはやや醒めたらしく、迷いつつもぽつぽつと話し始めた。 「最初はさ……あいつらが憎くて仕方なかったんだ。 私のいない間にこそこそしやがって……って。 でも段々、自分に対する後悔のほうが大きくなってくのがわかったんだ。 何でもっと積極的に行かなかったんだろう。 貰い手がなかったら頼むなんて軽口でごまかして、そんなんで香霖が気付いてくれるわけないって知ってたのに。 まだ私は大人になってないから、もっと大人にならないと香霖とは釣り合わないからって、 本気になるときを『今』から『いつか』にすり替えてた。 そんなことをしているうちに、『今』本気になってるアリスが香霖を動かし始めたんだ。 気がついた時にはもう手遅れで、香霖はすっかり私の方を向いてなかった」 その言葉に思うところはあったが、今はとにかく聞き手に徹する。 「なんで『いつか』なんて考えてたのかなあ。チャンスなんかいくらでもあったはずなのに。 やりたいこともいっぱいあったんだぜ。 唐突に『愛してるぜ』とか言って香霖を赤面させたり、 新しい料理を覚えて『おいしいよ』って言わせたり。 祭に2人で手をつないで出かけたり、 花見や月見でのんびり酒を酌み交わしたりもしたかった。 同じ布団で寝て、香霖の腕を枕にして。寒いからぴったりくっついて『これで寒くないぜ』ってささやいたり。 つい何ヶ月か前まで、手を伸ばせば届いたかも知れなかったのに、今じゃもう届かないんだ。 どんなに泣き喚いても、力づくで奪い取っても、それは私が欲しかった香霖じゃない。 ……私を一番愛してくれる香霖じゃないんだ……」 そこまで言うと、魔理沙は肩を震わせて俯いてしまった。 自分もこの子と同じだ。 その気持ちは手に取るようによくわかる。 だから、魔理沙の頭を優しく胸に抱いた。 「泣いたっていいのよ。あなたはまだ若いんだから。 こういうときは、泣いて泣いて全部吐き出しなさい。 そうして成長していけばいいの」 そう言いながら魔理沙の頭を撫でる。 「うっ……ぐっ……うわああああああああああああああ!」 いちど決壊してしまえば、もうあとは吐き出すだけ。 爪のあとが残るほど強く紫を抱きしめ、魔理沙はいつまでも泣きじゃくっていた。 2日が経過した。 しかし、まだアリスはやってこない。 (もう少し時間がかかるのかもな……) そんなことを考えつつ、霖之助は先ほど届いた文文。新聞の号外を開く。 その目に飛び込んできたのはこんな記事だった。 『熱愛発覚! 香霖堂店主森近霖之助と、七色の人形遣いアリス=マーガトロイド!』 同じころ、アリスもその記事を目にしていた。 つい先ほど、この新聞を作った本人、射命丸文が直接渡しに来たのだ。 「この号外はあなたが見なくちゃダメなんです! 今回情報をくれた人から頼まれたんですから!」 何が言いたいのか良くわからなかったが、どの道今は何も手につかない。 まあ気を紛らわすくらいのことはできるだろう。 そう思って新聞を開いた瞬間、アリスの頭は一気に覚醒した。 新聞の内容を要約するとこうだ。 『いつものようにネタを探していたところ、急遽取材の申し込みがあった。 渡りに船とその人物にあえば、なにやら人知れず咲いた恋があったとのこと。 しかもそれが有名な魔法の森に住む2人、森近霖之助とアリス=マーガトロイドと聞けば、 これは記事にせざるを得ないと判断した』 その後は2人の馴れ初めについて記されている。 情報提供者の名前を見ると、こう書いてあった。 『霧雨 魔理沙』 「……ここまでお見通しってわけね」 どこまでも世話焼きなやつだ。 自分が失恋した直後だというのに、アリスが魔理沙のことを気にして動けなくなることまで考えていたのか。 ここまでされては、自分も腐っているわけにはいかない。 人の恋路を勝手にばらすのは不届き千万だが、背中を押されたのも事実だ。 この記事を見た読者が押し寄せる前に、霖之助の下へ。 バタン! 勢いよく戸が開く音を聞きつけて目をやると、ここ2日待ち焦がれた少女の姿があった。 「……見た?」 何を、とは聞かない。 「ああ。全くあの子らしいな」 「そうね。私もようやく覚悟が決まったわ」 2人で笑いあう。どちらかといえば苦笑に近い笑みだったが。 「それでは僕の思いを伝える前に、この前話したものを渡そう」 そう言って奥に引っ込む霖之助。 戻ってきた霖之助の手に乗せられていたのは紙の包み。 「開けてごらん」 言われるがままに包みを開く。 出てきたのは、非常に細かな刺繍が施され、生地も糸も高級な品を使用した『振袖』であった。 「これを……私に?」 「ああ。……それは僕の、母の形見なんだよ」 「え?」 目を丸くするアリスを眺めつつ、話を続ける。 「僕が人間と妖怪のハーフということは知っているだろう? 人間だったのは母のほうでね。それなりの良家の一人娘だったらしい。 父は母が僕を身ごもったあと、親族たちに追われ、今は行方知れずだ。 母は妖怪の子を宿したために家を勘当されたそうなんだが、そのとき母親、 つまり僕の祖母からこの振袖を渡されたそうだ。 祖母も曾祖母から譲り受けたもので、母が嫁に行くときに着せたかったそうだが、 今話したような事情でそれも適わなくなってしまった。 だからせめて、まだ見ぬ孫が女なら孫に、男ならその伴侶となる女性に受け継いで欲しい、とね。 この話を聞いたのは母が他界する直前だった。もう何十年も前の話さ」 「……そんな大事な物を私がもらうわけには「アリス」」 軟らかくアリスの発言をさえぎる霖之助。 「僕と君が、初めて和服について語った時の内容は、まだ覚えているかい?」 当然忘れてなどいない。 確か、和服は着る人間が代わっても大丈夫なように厳密な採寸をしない。 そしてその理由は 「……あ」 大事な着物を、子へ、孫へ。 何年も何年も大事にしてきた着物だからこそ、それを授けることによって、 相手に愛情の深さを伝えるのだ。 「……」 言葉もないアリスに、霖之助が声をかける。 「その着物以上に大切なものは、僕の店にもない。値打ちの問題ではなく、ね。 これが僕の答えだ。 ……受け取ってくれるかい?」 ともすればあふれそうになる涙を必死に抑える。 今は泣くときじゃない。笑うときだ。 そうしてアリスは霖之助に応える。 「はいっ!」 その顔は、見るもの全てを魅了する最高の笑顔だった。 魔法の森の入り口に存在する店、香霖堂。 そこを訪れた客に、店の名物は何かと問えば、皆が口をそろえてこう言った。 それは、いつ見ても仲睦まじい銀髪と金髪の夫婦である、と 了 前の話へ おまけ
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[部分編集] イヤッハー 通称 海綿体(カリ)海綿体兄貴 出演作品 クッキー☆☆一期(森近霖之助) 使用MMDモデル ━━(・ω・)━━ / AXAMAXA式霖之助 [部分編集] 概要 クッキー☆☆一期で霖之助を演じた声優。クッキー☆☆では珍しい男性声優である。 男性声優でありながら演技力は非常に高く、ホモすらも唸らせた。クッキー☆☆一期でもっとも上手いと言われることも少なくない。その為他の男性声優を評価する際によく引き合いに出される。 かなり早い段階でアカウントが無くなっており、その他の活動についてはあまりよくわかっていない。一応クッキー☆☆以外の出演作は少しだけ見つかっている。 [部分編集] +クッキー☆☆一期での活躍 霊夢たちがプレゼントを配りに訪れたが、霖之助の方もプレゼントを配ろうと起きており、はち会わせてしまう。 上はサンタクロース下は褌という異様な姿でドン引きされ、さらに霊夢たちが寂しくて訪れたと思い込み抱きつこうとした。 当然霊夢たちから一撃を食らい気絶してしまう。 東方二次創作では上記のような変態の霖之助をこーりんと読んで区別する場合が多いが、今作ではそうした区別はされていない。 [部分編集] ニコニコでの扱い 劇中での人気に対し、出番は少ない。 クッキー☆の男性キャラでは珍しく、あまり屑として扱われない。 ハチェット兄貴のBBクッキー☆劇場「霖之助三兄弟」シリーズ(2018年9月4日~2020年2月15日)ではレギュラーキャラとなっているが、同じくレギュラーキャラのISAMA兄貴と趣味用兄貴の素材がイラストに対し、こちらはMMDモデルの関係な為か彼だけ素材不足が深刻な点が目立ち作中内で外観変化がほぼ無い。 [部分編集] 本スレでの扱い ただでさえ活動を追いにくい上、男性ということもあってほとんど話題にされない。 [部分編集] 実況での扱い クッキー☆☆一期を実況した際には話題になるが、それ以外はあまり相手にされない。 [部分編集] 主な持ちネタ イヤッハー 劇中での台詞。特に意味はないが妙に印象に残る。 よし、ならばこの森近霖之助が温めてしんぜよう! 劇中での台詞。「よし、ならばこの森近霖之助が○○てしんぜよう」と字幕などで改変されて使用され、無駄に汎用性が高い。 Trust Me on This こえ部にて企画されたボイスドラマ。海綿体(カリ)が出演しており、彼の貴重な音源の一つとなっている。 スポンジ(犬) サウスパーク☆荒らしの際、投稿された海綿体(仮)のイラスト。なぜか犬のように見えるようになってしまったためこう呼ばれる。
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「いるかあ!?森近霖之助ぇ!!」 妹紅は、香霖堂の門前に立ったが。今の妹紅が、丁寧に戸を叩いたり声をかけたりなど。するはずがなかった。 怒声と共に、扉を蹴り破るけたたましい轟音。それが今の妹紅が出す事が出来る、入室の挨拶だった。 さすがに、怒声と扉が蹴り破られる轟音が合わさっては。かの森近霖之助でも、ビクリと体を跳ね上げて驚くくらいの動作はした。 しかし、それだけだった。それ以上の動揺は、森近霖之助が見せる事は無かった。 「やぁ、藤原妹紅……相変わらず乱暴だねぇ。日中はずっと開けてるから。普通に入ればいいのに」 霖之助は妹紅の顔を見た瞬間、にんまりと笑った。 そしてまた霖之助は、いつもの怖いぐらいに爽やかな笑顔をその顔面に張り付かせてきたのであった。 こういう顔が、自分を待っている。香霖堂に押し入る前から、そんな事は分かってはいたが。 分かってはいても、妹紅の背筋に寒気が走る。 この種の笑顔は、霖之助以外では見た事がないからだ。確かに、輝夜だってよく笑う。 特に、妹紅と死闘を演じる時など。殊の外、楽しそうに笑ってくるが……霖之助のそれは、明らかに異質だった。 霖之助の手には、新聞紙が広げられていた。にこやかで爽やかな表情に似合った、丁寧な動作で持っていた新聞紙を綺麗に折り畳んでいた。 妹紅の突然の来襲だと言うのに……霖之助が見せる立ち居振る舞いは、相変わらずいつもと変わらぬ穏やかさだった。 扉だって滅茶苦茶に壊されているはずなのに……あるいは、壊されることを予測してたからなのか。 とにかく、霖之助は妹紅の突然の。そして扉を蹴り破ると言う、無礼極まりない入室の仕方には全く意にも介さず。 ニコニコと、いつでも、どこでも、誰に対しても見せる。あの笑顔で……しかも、いつもよりも嬉しそうな雰囲気すら感じさせながら。 霖之助は、妹紅の対応をしていた。 「今、天狗の新聞を読んでいた所なんだ。今日の新聞は、何処のも面白いよ。読む?」 霖之助は相変わらず、場の空気に全くそぐわない。大層にこやかな雰囲気をかもし出し続けて、妹紅に自分が持っていた新聞を差し出した。 基本的に妹紅は、天狗の新聞など。囲炉裏の焚き付けに使える程度の価値観しか見出していない。 「いらん!!」 当然の事ながら、妹紅は霖之助から差し出された新聞紙を。怒声を散らしながら、乱暴に払いのけるのであった。 「あらあら……」 折り畳まれていたせいで、払いのけられた新聞紙は景気よく部屋の端まですっ飛んで行った。 しかし、それでも霖之助は怒らなかった。むしろ、嬉しそうな気配すら漂っていた。 多分、これは霖之助にとって想像の範囲内なのだろう。 「お前、遊んでるのか!?」 「そう見える?」 「見えるね」 「そうか、それは残念だ……」などと、しょんぼりとした態度を霖之助は妹紅に見せていた。 相変わらず、この演技の上手さに関しては。妹紅も舌を巻くしかなかった。 頭では、はっきりと。今目の前でしょんぼりとした様子を見せている森近霖之助が、腹の底では全く別の事を考えていると。 どんな事があろうとも、はっきりと。こいつの腹の中身は真っ黒だと断言できるのに。 目の前で演じられている、しょんぼりとした姿が。余りにも道に入り過ぎていて。とにかく、気持ちが悪いのだ。 強烈な違和感が、妹紅の判断能力に対して容赦なく襲いかかっていた。 判断能力が攻撃を受けているせいで。妹紅は、目の前にいる霖之助に対して。ただ、睨む以外の事が出来なくなってしまった。 他の存在ならばいざ知らず。この程度、霖之助にとっては。牽制にすらならない事ぐらい、十二分に分かっているのに。 藤原妹紅は、森近霖之助に対して。釘を刺して置かなければならないと思い、ここまでやってきたが。 果たしてその実態はどうだ。釘を刺されているのは、実際の所では妹紅の方ではないのか? このままでは、妹紅の心中には森近霖之助に対する。嫌な思い出ばかりが蓄積される。 そうやって、霖之助に対する嫌な思い出ばかりで。記憶を一杯にしてしまったら。 いくらか時間や日数が経過したときに。霖之助が今だと言わんばかりに、本格的に動き出したとき。 今日、この時、この場で作ってしまった嫌な思い出が。必ず、妹紅にとっての足枷となってしまう。 藤原妹紅は、それが恐ろしくて堪らなかった。 その足枷のせいで、霖之助の行動を止め切る事が出来なかったら。悔やんでも悔やみきれない。 かつて、不死の秘薬である蓬莱の薬を飲んでしまった時と同じように。 その後悔はきっと、妹紅の中で未来永劫。心中をむしばみ続ける、強烈な毒牙となるだろう。 そんな事ぐらいは、容易に想像できる。 「森近霖之助!!」 とにかく、今の妹紅に。ただ黙って突っ立っている時間など、一切無いのだ。 蓬莱の薬を飲んだ時と同じような後悔は、もう二度としたくない。 そして何よりも、自分とは旧知の仲である、慧音を守らなければならない。 その二つを何度も何度も、心中で反芻させながら。妹紅は、あらん限りの気力を振り絞った。 「森近、霖之助ェ!!」 あらん限りの気力を振り絞ったお陰で。多分、入ってた来た時の一声よりも大きな声で。妹紅は霖之助に詰め寄る事が出来た 妹紅は、台を隔てた先で椅子に座ってニコニコとしている霖之助の胸倉を、思いっきり鷲掴みにした。 「うわ!?何を、暴力は良くないよ!!」 「お前はこっちの心を殴り続けている癖に!!」 しかも、霖之助自身は他者の心の奥深くに。強烈な害を与えている事を、はっきりと自覚しているのだ。 なので霖之助が叫ぶ、暴力は良くないよと言う訴えも。妹紅の耳には、酷く寒々しいものにしか聞こえなかった。 「良いか、慧音の周りで妙な事は絶対にするな!慧音には近づくんじゃない!!」 これを言わなければ、妹紅はわざわざ香霖堂に押し入った甲斐がなくなってしまう。 最も言いたい事を霖之助の間近で、精一杯の怒声で妹紅は付きつけた。 胸倉を掴んで、大声で叫びながら霖之助の顔を間近で見る。目と鼻の先程度の距離しかない物だから、表情の変化がよく分かる。 そこで、はっきりと分かった事が一つ合った。こいつはやっぱり、精神的な化け物だ。 普通、戦えるような力や立場にいない存在が。藤原妹紅程の存在に、胸倉を掴まれて凄まれでもしたら。 普通ならば、怯え切ってしまう。仮に、凄まれたりする事に対して。何か思い当たる節がまるで見つからなかったとしても。 とりあえずは、口先でも謝罪の言葉を漏らしそうな物なのに。 霖之助の表情は、そういう一般的な変化は全く見せる事がなかった。 妹紅の怒り顔が間近に突きつけられても、目も逸らそうとしないし。かと言って、怯えた表情も全く見せない。 ただただ、霖之助は妹紅の表情をつぶさに観察していた。 妹紅が何を怒鳴り散らしても、掴まれた胸倉が更に締め上げられようとも。 霖之助は眉根一つ動かさずに、藤原妹紅の顔に浮かぶ豊かな感情を。 その一片まで見極めよと線ばかりに、まじまじと見つめ続けていた。 最早、演じる事が必要ないとでも思っているのか。あの爽やかな表情に、優しくて柔らかな微笑を携えながら。 霖之助は、胸倉を掴まれているというのに。決して衰える事のない、優しげな表情。 「……何をそんなに笑っているんだ!?」 また妹紅の背筋に、一本の悪寒が走ったのが分かったが。妹紅はその悪寒に負けじと、必死で声を張り上げる。 「とても素晴らしいよ、藤原妹紅」 「何がだ!?」 妹紅は少しばかり、焦っていた。 怒り顔で凄むだけなら。蛙の面に小便をかけたような、そんな表情を霖之助がしていても。身体的には苦しくないのだから、分からないでもない。 なぜならこいつは。精神的な意味では、自分以上の化け物なのだから。 しかし、今霖之助は妹紅から凄まれるだけでなく。胸倉を思いっきり掴まれて、締め上げられる格好となっているのだ。 苦しいはずだ、なのに……霖之助の表情に変化はまるで見られない。 不死の存在、蓬莱人である妹紅でも。身体的な痛みや苦しみは、ただの人間と同じように感じる。 いつかの死闘で、輝夜から首を思いっきり両手で絞められた時も。そのお返しに、輝夜に対して同じことをした時も。 その両方で、妹紅も輝夜も息が出来なくて。自分の首に回った二つの手を必死で払いのけようともんどりうったのに。 あれほどじゃないにしても、今の霖之助は平時に比べれば大分苦しいはずなのに。 しかも霖之助は、妹紅や輝夜ほど強くないのに。妹紅や輝夜のように、不死ではないのに。 その顔には、全く恐怖感と言う物が浮かんで来なかったのである。 「藤原妹紅。僕はとても、君が素晴らしい人物だと思っているよ。だって、君は自分以外の存在の為に、そんなにも怒れるんだから」 今の霖之助は、胸倉を掴まれているから。多少は声の通りはおかしかったが。 それ以外は、いつもと何も変わっていなかった。 「お前、怖くないのか?」 「何が?」 霖之助は何事かを、妹紅に朗々と喋っていたが。相手をする気にはならなかったし、相手にすべきではないとも思っていた。 だから、訳の分からない戯言は完全に無視して。なぜ怖くないのかと、胸倉を更に締め上げて質問するのだが。 「僕は、君の事を怖いなんて思った事は、一度もないよ?勿論、今この瞬間だってそうさ」 しかし、どんなに締め上げようとも。霖之助には、まるで効果が無かった。 妹紅の中で、霖之助を思うようにできないと言う焦りは、段々と大きくなると共に。 そして、何をやっても態度を変えない霖之助に対して感じる、焦りの副産物として。恐怖心とやらも、少しずつ芽吹き始めてきた。 「今のこの状況で、お前は何でいつも通りなんだ!?」 「私が少し力を出せば、お前は消し炭にもなるし。その首をポッキリと折ってしまう事も出来るんだぞ!?」 妹紅は、霖之助に対して死の恐怖を植え付けようとするが。 「ははは。何だ、そんな事?」不死の力を持たない筈の霖之助は、妹紅の脅し文句に対して。“そんな事”などと言って笑い飛ばしてしまった。 「何で笑える!?」 ほんの少し、泣きそうだった。噂には聞いていたが、森近霖之助の余りの底しれなさに。不死であるはずの妹紅が飲まれかけていた。 「お前は、何で怖くないなんて思えるんだ!!」 そう言って、更にまた胸倉を締め上げるが。やっぱり、霖之助は笑っていた。 しかもその笑みは、ニヨニヨやニヤニヤと言った。他者を馬鹿にするような笑みなどではなく。 とても楽しそうな、ニコニコ顔だった。 しかも、締め上げれば締め上げるほど。霖之助の顔に浮かぶニコニコ顔は、勢いを増していたのだった。 「ふふふ、あはははは。全然怖くないよ」 そして、妹紅は霖之助の言う。“怖くない”と言う言葉がただの強がりだと切り捨てる事が出来なかった。 まかり間違っても死ぬ事の無い藤原妹紅が。ちょっと間違っただけで、簡単に死んでしまう森近霖之助に。 はっきりと、恐怖を抱いてしまっていた。 霖之助が妹紅に胸倉を締め上げられてから。肉体的、いわゆる物理的な部分では、終始妹紅が圧倒しっぱなしだったが。 妹紅が霖之助を傷つければ傷つけるほど。霖之助は、妹紅の心中を蝕み続けた。 「答えろ!何で、お前は怖くないんだ!?なんでお前は、まだ笑えるんだ!?」 妹紅の声は、最初に香霖堂の扉を蹴破った時から、大きいままだったが。 今の声と、押し入った時の声では。内包している感情が、まるで違った。 押し入った時の声は、憤りを込めた怒声だったが。今の声は…… 「笑うなぁ!!その気持ちの悪い笑顔を、これ以上私に見せるなあ!!」 悲痛な感情が込められた、泣き叫ぶ声。そう表現した方が的確だった。 「だってさ……僕は確信しているんだもの」 胸倉を掴んで、ブンブンと揺さぶり続けて。ようやく霖之助は、妹紅の質問に答える気になったようだ。 しかし、妹紅の言う。あの気持ち悪い笑顔は健在だったから。怖くなって答える気になったのではなく。 ただ単に、そろそろ苦しくなってきたからと言う。そういう単純な理由でしかないのは……明白だった。 「何をだ……森近霖之助。お前は、何を確信しているんだ?」 「ふふふ……それはね」 そうやって恐る恐る問いかける妹紅に向かって。また霖之助は、優しく微笑んだ……霖之助にはまだ、そんな余裕があった。 その底しれなさと、不気味に優しい顔に。妹紅は思わず「ヒッ!?」と短く悲鳴を上げて。 掴んでいた霖之助の胸ぐらを離して、何歩か後ずさってしまった。 急に手を離されたものだから。支えを失った霖之助は、もちろん地面に叩き付けられてしまった。 「いたた……有難う藤原妹紅。手を離してくれて」 満足な受け身を取れなかったはずだから。かなり痛いはずなのに、やっぱり霖之助は笑みを浮かべていたし。 さきほどまで、自分の事を乱暴に扱っていた藤原妹紅に対して。あろう事か、お礼を言っているのだった。 妹紅は、更に後ずさって。ブルブルと、顔を横に振って。理解できないと言うような感情をはっきりと示していた。 「ああ、そうだ。質問に答えなきゃね……何に確信しているか、だったね」 パンパンと、衣服に付いた埃を掃いながら。 さきほどまで、胸倉を締め上げられていたとは思えない柔らかい物腰で、霖之助は口を開いた。 「僕はだね、藤原妹紅……君が僕を殺さないとはっきりと確信しているから。全然怖く無かったんだよ」 そう答える霖之助の顔は。今日一番の、爽やかな笑顔だった。 「何故だ!?なぜそう思えるんだ!!あの状況で!!」 「だってさ、君が僕を殺しに来たつもりなら。最初から香霖堂を燃やしてしまえば良いじゃないか」 もう場の勢いと言うのは、完全に霖之助が握ってしまっていた。藤原妹紅の方が、ずっと強かったのに。 「新聞を読んでるから、君が蓬莱山輝夜と殺し合いをしている事は良く知っているよ」 「もしも、君が。蓬莱山輝夜以外を殺しに来たとするなら。彼女との死闘と同じようなやり方で行くと思うんだ」 「仮に、僕から何事かを聞き出した後に始末するにしてもだよ。香霖堂はもっと滅茶苦茶にすると思うんだ」 「それをしないって事は、君は僕を殺す気が無かった。それに君はさ、鬱憤晴らして店を滅茶苦茶にはしないよ」 朗々と、霖之助は自らの推理を喋っていたが。その途上で、一呼吸間を置いて。 それから、霖之助は妹紅の方向にしっかりと向き直って。 「だって君は、とっても優しくて礼儀の良い子だから」 弾けんばかりの笑顔で、妹紅への高評価を与えた。 優しいだとか、礼儀正しいだとかは。輝夜にも言われた経験がある。 しかしあれは、安い挑発だとすぐに分かる。 慇懃無礼にほめ殺して、相手をイライラさせる、よくある手段。 その証拠に、輝夜の顔だって。ニヨニヨニヤニヤと。天狗に負けず劣らずの嫌らしい笑い方だった。 だから。輝夜に褒められても、怖くは無い。心にも無い言葉だと明らかに分かってるから、少しイラッとする程度だ。 そう……霖之助の言葉だって。心にも無い言葉のはずなのだ。 でも、霖之助の場合は輝夜と違って………… その笑顔が、本当に爽やかだから。怖くて仕方がないのだ。 「嘘をつくなああ!!」 ブルブルと震えながらも、妹紅は寸での所で。香霖堂から逃げ出す事だけは防ぐ事が出来た。 しかし、ただ逃げ出さなかっただけで。反撃できるかどうかは、果てしなく怪しいが。 「嘘じゃあないよ、藤原妹紅。今日君が、ここに来たのだって。上白沢慧音の為なんでしょう?」 「そうだ!それ以外に、何がある!!」 「だよねぇ……本当に君は優しいよ。あんなクソみたいな人里に未だに住んでいる事を考えたら、心が痛くなるよ」 上白沢慧音。この名前を霖之助が出した途端、妹紅の態度がおかしくなってしまった。 ギリギリと、奥歯を鳴らしたり。拳をギュッと握り過ぎて、手の平に爪が食い込んで血が滲んでしまったり。 「本当……今頃人里の連中は……上白沢慧音の事を何て言っているだろうね?」 「気にはなるさ……きっと、酷い言い草だってのは分かってる。だけどな!」 場の空気が、多少落ち着いたお陰で。妹紅は、自分が何をしに来たのか思い出す事が出来た。 「慧音の事を気にする役目は。どう考えても、お前じゃない!!」 「そうだね。よく分かるよ……だから、藤原妹紅。君がやればいい」 「ねぇ……藤原妹紅。ハンプティダンプティはもう落っこちてしまったと思うんだ」 「上白沢慧音の為になる事…………したくない?」 今までの笑顔が何処に行ったのか。霖之助はたった一呼吸程度の間で、真剣な面持ちに移り変わってしまった。 「…………話してみろ。お前、何を企んでいる」 藤原妹紅は、自分が悪魔と取引をしようとしているのは。十二分に分かっていた。 「人里からの評価は、地に落ちるよ?」 「はっ……むしろまだ地に落ちてなかったのかよ?とっくに地底に突っ込んでると思ってたよ」 森近霖之助の話を聞く。それは、決して少なくはない物を捨て去ることに他ならない。 でも妹紅には、捨てる物が殆ど無かった。あったとしても、それは上白沢慧音との仲ぐらいの物だった。 だから……森近霖之助と言う悪魔とも、会話が出来たし。 何より、こいつの口から慧音の事が飛び出しているのに。問い質さないで帰ろうと言う気になれなかった。 「聞くと言っているんだ。だから話せ、森近霖之助。てめぇの企み、知っておいて損は無い。何かあったら、全力で潰してやる」 「大丈夫だよ。やるやらないの選択権は、君と上白沢慧音にある」 しかし捨てる物がないと言うのは、それは諸刃の剣だった……何でもできる代わりに、行動に対する心理的な壁が低くなってしまう。 その結果、行動を起こしたその後の事を。どんな影響があるかと言う部分を、考える気が無くなってしまうのだ。 ましてや、藤原妹紅は不死。どんなに酷くなっても、最終的にはそれを覚えている物が妹紅を除いてしまったら。 いたとしても精々が、自分と同じ蓬莱人の仇敵、蓬莱山輝夜と。その従者、八意永琳だけなのだから。
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映姫「今回の対決は野球です。ルールは森近霖之助とパチュリー・ノーレッジに聞きなさい」 映姫「と言った翌日に貴方達が来るとは、どういう事ですか?」 霖之助「いや、それがね・・・」 パチュリー「この本にあるように、野球とはボールをバットで打ち・・・」 勇儀「よしわかった!」 パチュリー「むきゅ!?まだ1行も読んでないのに」 勇儀「習うより慣れろだ。抜刀で弾を打てばいいんだろ?」 パチュリー「と鉄塊を振り回して、弾幕を跳ね返すのを野球だと勘違いしたままなのよ。こっちの言うこと聞かないし」 勇儀「うりゃ、葬らんだ!」 萃香「あちゃー、また打たれた」 映姫「それで森近霖之助、あなたは?」 霖之助「妖夢の方は話は聞いてくれたんだが・・・」 霖之助「以上でルールの説明は終わり。なにか質問はあるかい?」 妖夢「正直言いますと、よくわかりませんでした。 ですが!斬ればわかります!!」 霖之助「え!?」 霖之助「というわけで、野球道具一式を全部真っ二つにされてしまってね」 映姫「なにそれ、怖い」 萃香「よーし、次の弾幕いくよー」 勇儀「よっしゃ、来い!!」 映姫「一応、フリーバッティングぽくなってるので、星熊勇儀の勝ちということでよろしいでしょうか?」 パチュリー「もうそれでいいわよ・・・」 霖之助「同感だね」 勝者:勇儀 早苗「機動打者サンカンオーと聞いて・・・」 映姫「似てるけど違う」 パチュリー 勇儀 妖夢 球技 萃香 霖之助
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秘封倶楽部(ひふうくらぶ)は『秘封霖倶楽部』シリーズに登場するオカルトサークル。メインキャラの宇佐見蓮子(うさみ れんこ)とマエリベリー・ハーンの二人を指し、初代会長としては宇佐見董子(うさみ すみれこ)も登場する。 概要 外部リンク 関連項目 概要 設定は基本的に『洒落怖秘封霖』から継承されており、主な特徴として蓮子のほうがメリーよりも能動的な性格をしている。しかし異なる点として、『洒落怖秘封霖』を初めとする他の二次創作ではこの二人が夫婦のように描かれることが多いらしいことに対して、『秘封霖倶楽部』では二人とも主人公の森近霖之助に想いを寄せている。 緊急時以外では蓮子を筆頭として積極的に活動しており、オカルト関係の調査に出向くが、超常現象が起こるとほぼ毎回一切の成す術もなく巻き込まれるため、霖之助以上に受動的な役回りになっている。 ちなみに、京都にある彼女らの大学では一般的に非公認のサークルのことがすべて「倶楽部」と呼ばれているような描写があり(探偵倶楽部、新聞倶楽部、変態倶楽部など)、作中では「秘封倶楽部」というネーミングもそこに倣ったという設定のようだ。 外部リンク 秘封倶楽部とは (ヒフウクラブとは) 単語記事 - ニコニコ大百科 宇佐見蓮子とは (ウサミレンコとは) 単語記事 - ニコニコ大百科 マエリベリー・ハーンとは (マエリベリーハーンとは) 単語記事 - ニコニコ大百科 宇佐見菫子とは (ウサミスミレコとは) 単語記事 - ニコニコ大百科 関連項目 秘封霖倶楽部 森近霖之助 ND
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香林堂は今日も平和が続いていた。 店主である森近霖之助が住み込みで雇った外来人の青年〇〇が一癖も二癖もある客を気持ち良い接客をするからだ。 だが、最近の霖之助の表情は冴えない。 客には笑顔で挨拶をするが、顔は引き攣り冷や汗がダラダと出る。 それは何故か? 〇〇が接客をしている幻想郷の重鎮達が、〇〇目当てでおっかないからだ。 人妖、神と問わずに気さくに接する〇〇を彼女達は伴侶として迎え入れたくほぼ毎日、顔を出していた。 主な客は博麗の巫女、白黒の魔法使い、紅魔館のメイド長、妖怪の山にある神社の現人神と二柱の神、管理者である八雲の主従に、白玉楼の主従、永遠亭の薬師と姫の主従、人里の守護者。 さらには最近から人里にある寺の毘沙門天代理が無くした宝塔を〇〇が拾い店に並べようと、すんでの所で寺の住職が現れ事情を説明され、〇〇は霖之助に了解を取り快く返したことにより客が増えた。 おまけに〇〇が、ある意味【思わせ振り】の態度をするから霖之助には厄介だった。 〇〇は、よく外界の歌を口ずさむが、その歌の歌詞をかなり前向きに捉える彼女達をさらに焚き付ける。 余計な事はしたくない霖之助だが、一度だけ親切心で「僕は静かな方が好きだから歌うのは、ちょっとね…。」と忠告し、〇〇が歌わなくなると霖之助が人里へ食料を買い出しに行く途中で、弾幕勝負の流れ弾が「たまたま偶然」擦める事が多々あった。 以来、〇〇が歌を口ずさむのを止めなくなった。 そして、霖之助が伝票整理をしている最中に今日も〇〇は店先を箒で掃除をしながら歌を口ずさんでいるのが聞こえて来た。 〇〇「おねえさん…。」 【あぁアナタが欲しいよ、こっち向いて。さぁ踊ろうよ、心は病気がちさ。 この世界、時には素敵さ。 生まれて来た証しよ、ご機嫌よう。 「愛とはアナタため」だとか言ったら疑われるけど、がんばっちゃうもんね。】 〇〇「えっと、塵取り塵取りは?…あったあった。」 【今日も明日も、お元気でLOVE LOVE しよう。】 〇〇「これで良し。霖之助さん、店先の掃除終わりました。」 霖之助「あ…あぁ、ご苦労様〇〇君。」 やはり顔色が冴えない霖之助。それもその筈、〇〇の歌を何かしら能力や直接見ていた重鎮の客達が力を解放し店へ近づいて来る御蔭で森の木々が騒ぎ獣は逃げ、霖之助本人も気圧されからだ。 今の所、拮抗状態が続いているが何処かしらが弾幕勝負で灰燼になるのである。 霖之助(嗚呼…いっその事、〇〇君を誰かに差し出して楽になるけど多方面から恨まれるだろうし…。やはり本人達で解決してもらおう。)「…………店への被害は勘弁願いたいがね。」 〇〇「?何か言いましたか霖之助さん?…あ、いらっしゃいませ。」 入って来た客を見て「今日も平和が続きますように。」そう切実に願う霖之助だった。
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[部分編集] #ref error :画像URLまたは、画像ファイル名を指定してください。 通称 山内 出演作品 原発新聞屋☆(足長様)落語☆(森近霖之助)グリモワール☆(猫)うどん☆(森近霖之助) [部分編集] 概要 だんだん組の一員。当時としては数少ない男性メンバーである。 だんだん組古参メンバーのひとりで、演劇役者としても活動していた。 かつてだんだん組内でセクハラが酷かったため、男性メンバーを排斥した際、彼だけは日頃の行いがよかったためだんだん組に残ることができたと言われている。 実際、山本ダンからは非常に頼りにされていた人物であったようで。当時、他の団員と馴染めなかった鈴湯を心配したダンが彼に積極的に関わり、団に馴染めるよう促して欲しいとお願いするなどしていたと言う。 元々は劇団員ではなく舞台装置の係員としてだんだん組に入ったが、実は元々役者の養成所に通っていて、役者として十分活動できる資質はあった。 しばらくして役者が欲しい時に役者希望であったことが判明し、そのまま役者として起用されるようになった。 [部分編集] +原発新聞屋☆での活躍 +落語☆での活躍 +グリモワール☆での活躍 [部分編集] ニコニコでの扱い [部分編集] 本スレでの扱い [部分編集] 実況での扱い [部分編集] 主な持ちネタ
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